会社説明会には何分前に着くのがベスト!?【遅刻時の対処法も公開】

 

 

「会社説明会って何分前に行けばいいのだろう」

「会社説明会に遅刻するときは電話したほうがいいの?」

と疑問をお持ちの就活生も多いのではないでしょうか。

 

個別の会社説明会に参加するということは企業としては「少なくともうちの企業に興味がある」と認識してもらうことになります。そのため、あまりにも早い到着やギリギリの到着、遅刻などをしてしまうと悪い印象を与えることになり、今後の選考や面接に悪影響が及んでしまうかもしれません。ですので、会社説明会には適切な時間に到着する必要があります。

 

ここでは「会社説明会には何分前に到着するのがベストなのか」「会社説明会に遅刻しそうな時の対処法」を紹介していきます。

「これから会社説明会に行く予定があるが、何分前に着けばいいのかイマイチよく分からない」という方はぜひ参考にしてください。

 

会社説明には何分前に到着するのがベストなのか

結論から申しますと企業側から特に何も指示がない場合には会社説明会には「10分前」を目安に到着するようにしましょう。

正確には10分前にしっかりと身だしなみを整えて完璧なコンディションで会社説明会会場に入るようにしましょう。

 

遅刻はもちろんNGですが、開始時刻ギリギリに到着だとバタバタして企業側に迷惑をかけてしまう恐れがあります。また「時間に余裕を持てない人なのかな」という印象も与えてしまいますので注意するようにしましょう。

 

また「20分以上前に到着するのもNG」です。

「早く到着して一番前の席についていれば熱意が伝わるかもしれない!」と思って早く着きすぎるのはかえって逆効果です。

企業側も会社説明会の資料を準備したり、運営の再確認をしたりする時間が必要なのです。また、忙しい時期だと会社説明会が始まる直前まで業務をしている可能性もあります。

なので、学生が予想以上に早く到着してしまうと企業側に迷惑をかけてしまいます。同時に相手(企業)に「相手の都合が考えられない人」という印象を与えてしまいます。

 

そのため会社説明会には面接や社会人としての常識と同様「10分前」を目安に到着するようにしましょう。

 

会社説明会に遅刻する時は電話で連絡する

「志望度が高い会社の説明会に遅刻しそうだ」

「遅刻したから印象が悪くなるかもしれない」

人間であれば寝坊だったり、公共交通機関の遅延だったり、他の会社説明会や面接とのブッキングなどで遅刻をしてしまうこともありますよね。

どんな理由であれ会社説明会や遅刻する場合は、遅刻するのがわかった時点ですぐに企業に電話で連絡をするようにしましょう。

 

遅刻したから「面接にも通らないのでは?」と判断し、会社説明会に行かないのは社会人としてNGです。企業側に適切な連絡を行えば「遅刻してもきちんと適切な対応ができる人なのだな」という印象を与えることができます。

 

それでは、遅刻時にどんな連絡を行えば相手に悪い印象を残さずに済むのでしょうか?

具体的な例文を紹介してきますのでぜひ参考にしてくださいね。

 

〈遅刻の伝え方〉

1.身分を名乗る

「本日御社の会社説明会に予約をしている〇〇大学の〇〇学科〇〇と申します。」

2.採用担当者に代わってもらう

「新卒採用担当の〇〇さんはいらっしゃいますか」

※採用担当者が出られない場合は代わりに伝えてもらう。

3.正直に遅刻の理由を述べ、謝罪する

担当者に代わったら、まず一言目には謝罪です。理由はどうであれ相手は会社説明会の準備をしてあなたを待っているわけです。なので、まずが誠意を持って謝罪するようにしましょう。

そして遅刻理由をきちんと説明しましょう。

理由が「寝坊」や「時間の見間違え」などといった言いづらいことでも嘘を言わずにしっかりと真実を伝えるようにしましょう。

相手は新卒採用のプロです。これまでも様々な学生を見てきています。あなたが上手く嘘をつける人間だったとしてもプロの目は誤魔化せません。後々嘘がバレて印象が悪くなることを避けるために、しっかりと真実を伝えて誠意を持って謝罪するようにしましょう。

4.正確な到着時間を伝える

謝罪が終わったら正確な到着時刻を伝え、まだ参加可能か聞くようにしましょう。

「到着は〇〇分頃になります。誠に身勝手で恐縮ではございますが、少し遅れて参加させていただくことは可能でしょうか」と必ず聞きます。

 

基本的にはここで断られることは滅多にありません。企業も多くの学生に会社説明会に参加して欲しいと思っているはずだからです。

しかし、それを逆手にとって「遅刻したけど行きます」と強気に言うのはやめましょう。あくまで会社側が遅刻をした学生の参加を認めるかどうかを決めます。

 

ごく稀に「遅刻は絶対に厳禁」という会社が存在しますが、1〜2時間の会社説明会に対して5分〜10分程度の遅刻であればそのまま途中入場できるケースが多いです。

しかし、遅刻をすると会社説明会で一番伝えたいことなどを聞き漏らしてしまう恐れがあります。

そのため、30分以上遅刻する場合は一度企業の方と相談するようにしましょう。もしかしたら別日の参加を勧められる場合もあります。

 

上記のような適切かつ丁寧な連絡をすれば相手側から何らかの提案をしてくれるかもしれません。それに従い対応するようにしましょう。